“むくみ”で困っているのですが!


 皆さん、体調はいかがですか。どこか不調の部分があり、むくんだりしていませんか。何もないことをお祈りしています。

 ところで私毎になりますが、私にはいろいろと持病があり、あまり意識しないものに“むくみ”があります。

 手足の“むくみ”にはよく気づき、足に来るのが普通ですが、私の場合は特に手のむくみ”が酷いようです。むくんでくると、指が曲げられなくなります。

 そして、“むくみ”があるときは決まって体調不良の時です。

 “むくみ”と“体調”、どんな関係があるのでしょうか。

1 “むくみ”とは

 皆さんは浮腫む(むくむ)」と「腫れる(はれる)」の違いについてご存知ですか?

 辞書によれば、『「浮腫む」は水分などがたまって体の一部または全体がはれてふくれること、「腫れる」は炎症や打撲などで、体の一部が異常にふくれること』と書かれています。

 “むくみ”も“腫れ”も、どちらも皮膚がふくらんだ状態です。皮膚の下に何か固いものに触れる場合は、「腫瘤(しゅりゅう)」(腫れ)と言い、皮下に通常とは異なる血や膿の固まり等があって、皮膚が盛り上がっています。

 一方、固いものには触れませんが平たく盛り上がっている場合には、水分、血液やリンパ液などの体液か、またはヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸等のムコ多糖類の異常な蓄積による場合が多いようで、これを“むくみ”といいます。

 
「腫れ」の場合は、虫刺されや打撲などにより局所に血が集中してたまった状態なので、その刺激がなくなると消えていきます。

  しかし、「むくみ」はむくんでいる手足などの局所とは関係ない別の理由で、広範囲で皮膚が平たく盛り上がる状態なので、いろいろな原因が隠れている場合があり、一つのことに拘泥しすぎると別の病気を見落とすことになる恐れがあります。

 “むくみ”とは、

 人の体は、約60%が水分で、その体内の水分の3分の2は、細胞の中に含まれる「細胞内液」と呼ばれる水分で、残りの3分の1は「細胞外液」とい呼ばれ、血液に含まれる水分や、細胞と細胞の間を満たしている水分を指します。

 細胞に栄養を送ったり、老廃物を除去する役割を担っているのがこれらの水分になります。また、細胞や血管の中を行き来して体内の水分バランスを調整しているのも特徴のひとつです。

 しかし、このバランスが崩れて、細胞と細胞の間に水がたまり、異常に増加したのが「むくみ」になります(医学用語ではこれを「浮腫(ふしゅ)」)。
 ただし、多くの“むくみ”に、病的なものではないと言われています(ちょっと安心です)。

 ”むくみ”は、血流の低下によって引き起こされます。私たちの体に必要な酸素や栄養は、血液によって運ばれ、運び終わった後は、細胞で作られた二酸化炭素や老廃物を受け取り心臓に戻っていき、この時、筋肉が動くことで血流が促され心臓に血液が戻っていきますが、筋肉が動かされないと血流が悪くなって「むくむ」ことになります。

 体内の水分量を多くする要因には、
①塩分の摂り過ぎがあります。体には、塩分濃度を一定に保つ働きがあり、そのために塩分を摂りすぎると、体の塩分濃度を一定に保とうとして体内に水分を溜め込み“むくみ”の原因になります。
②アルコールの場合は、血中のアルコール濃度が高くなると血管が拡張して、血管から水分が漏れ出し、“むくみ”の原因になります。
③便秘の場合は、水分がうまく体から排出されないために”むくみ”の原因になります。
これらは塩分を摂りすぎない、アルコールを摂りすぎない、歩いたり、動いたりして腸の動きを活発化させ、水分と便を一緒に排泄する、などということが考えらえます。
 以上の他に、睡眠不足、運動不足、ストレスなど、“むくみ”の原因はいろいろとあります。

1 一過性の“むくみ”と慢性的な“むくみ”

 以上でご紹介した“むくみ”は一過性の“むくみ”になりますが、“むくみ”には慢性的な“むくみ”があり、慢性的な“むくみ”には注意が必要になります。

 1)一過性の”むくみ”の原因

 むくみが起こる原因でも、塩分の摂り過ぎやアルコール、生理によるホルモンの変化、睡眠・運動不足、ストレス、便秘などの影響による“むくみ”は、一過性のものです。

 塩分やアルコールの摂取を控えたり、ゆっくり休んだり、ストレッチをして筋肉を伸ばすこと等で、改善されます。

2)慢性的な”むくみ”の原因

心臓等に障害がある                           

 慢性的な“むくみ”の原因として、心臓、腎臓、肝臓といった臓器に疾患がある場合です。

 これらは一過性の“むくみ”と違い、慢性的な“むくみ”で、むくんでいる部位を押すと指の後がつくのが特徴になっています。

 この場合には大きな病気が潜んでいる可能性があるので、医師にできるだけ早く相談することが求められます。

①腎機能障害:腎臓病、腎不全

 腎臓は体のデトックス(解毒)機能を有しており、血液をろ過し、老廃物を尿として体外に排出します。腎機能が低下すると、体外に老廃物を尿として排出できなくなるため、“むくみ”が起こります。

②心不全

 心臓の血液を循環させる機能が低下する病気で、体の血流が滞り“むくみ”になります。

③肝硬変

 肝臓全体が硬くなるため、水分を血管内に保持するアルブミン等のタンパク質を肝臓で合成できなくなり、水分を血管内に保持する働きがあるアルブミンが低下すると、水分が血管から間質(生体内のある機能をもつ組織や器官などを,支えたり結合させたりする組織)に漏れ出し、全身の“むくみ”が起こります。

 (2)その他

 食事の偏りによる栄養失調、ふくらはぎの血管が膨らんで足がむくむ下肢静脈瘤、手術でリンパを取り除いたことで起こるリンパ浮腫などがあります

①栄養失調

 栄養素の摂取不足でタンパク質が不足すると、血液中のアルブミンが不足し、全身の“むくみ”の原因になります。

②下肢静脈瘤

 特に女性に多い病気で、ふくらはぎの部分の血管が膨らみ、足がむくみます。ひどい場合には表面にボコボコと静脈が浮き出てきます(私の妻がそうでした)。下半身の静脈の血管がコブのように膨らみます。

③リンパ浮腫

 がんの治療部に近い腕や脚などのリンパ管内に回収されなかった、リンパ液がたまってむくみます。

2 私の“むくみ”について

 私の“むくみ”の原因は「お通じが悪い」=「便秘」です。

 水分がうまく体から排出されないために”むくみ”になるので、「お通じを良くする」ことが必要です。

分かっています。      

 では、「お通じを良くする」ためには、どうすれば良いのでしょうか。  

 1)食事療法

 私の“腸”は非常に水分・栄養の吸収力が強く、なかなか排泄に進みません。

 通常言われるように、食物繊維の多い食べものを選んでいたのですが、どうもそれだけでは良くないみたいで、便秘が解消されることはありませんでした。

 

 わたしの「排泄物」はいつもどちらかと言えば水分が少なく硬めなので、水分を多くとるようにしました。つまり、食物繊維の多い食べものと一緒に水分を多くとるように努めました。

 少し改善されました。

 しかし、どうしても便秘が解消されないので、自分自身の体で次のような実験をしました。

 ①ご飯類をほとんど摂らず、野菜類だけで食事を済ませて見る。

 ②たんぱく質をほとんど摂らず、ご飯、野菜類だけで食事を済ませる。

 ③タンパク質、ご飯、野菜類を通常通り摂る。

 ④タンパク質、ご飯、繊維質の多い野菜を多く摂るように心がける

 ⑤タンパク質、ご飯、繊維質の多い野菜を多く摂るようにし、水分を十分摂るようにする

 この中で、一番結果が良くなかったのが①で、野菜類だけで食事をすませた場合、お通じが解消されることは無く、逆に「便秘」になりました。また野菜類だけの食事を長期間続けるとタンパク質不足でカラダにむくみが出てきます。

 このことを自分なりに考えたのですが、野菜の場合カロリーはほとんど0ですので、腸が野菜から「エネルギー」を吸収しようとして野菜を腸内に長期間保持すること、すなわち便秘に繋がったのではないかと思います。

 ご飯を摂取して腸にエネルギーを与えた時、この便秘は解消しました。

 すなわち、食物エネルギーが無い場合、便秘は解消されないどころか、より酷くなることが分かりました。

 ただし、いずれの場合も適度な運動が必要です。運動が無い場合、お通じの改善は遅れます。

 

 この実験で分かったことは、最も便秘に良い食事療法は当たり前ですが、⑤でした。通常の食事をして体に十分な栄養を与えながら、「お通じ」対応をしていくことが最善という結論に至りました。

 しかし、私の場合、⑤の食事療法だけでは「便秘」解消にはいたりませんでした。

したがって、便秘薬に頼ることになります。

2)便秘薬

表1に、人気の便秘薬を掲げておきます。

私は漢方薬から通常の便秘薬まで、数多くの便秘薬を試してきました。その中で、最後にたどり着いたのが「コーラック」でした。

 薬局紹介の漢方薬で便秘が解消せず諦めていたのですが、最後に「コーラック」を服用したとき、何と出るわ出るわ、長い間溜まっていた物が一挙に出ることによって、私のお腹が急にへこみ、体が軽くなったのを覚えています。

 コーラックの「ラック」がキーワードになっているのでしょうか、その後「カイラックス」、「スルーラック」、「ビューラック」等と、ラックのついた便秘薬が多く出るようになりました。

 何が違うかと言えば、元祖コーラックは効き目が抜群ですが、値段が高いことで、その他の「ラック群」は、効き目はコーラックに劣りますが、値段が安いことで、現在私は「カイラックス」と「コーラック」を併用し、体調が悪く「お通じ」が今一のときに「コーラック」を利用し、その他の普段の場合は「カイラックス」を利用するようにしています。

    様々な薬が市販されています。皆さんにあった、相応しい薬を選ばれ、体調を最高に保たれることをお祈りしています。 

  3 一過性の“むくみ”について

 以下で、多くの人から聞いた一過性の“むくみ”対策についてご紹介したいと思います。

 1)むくみの解消法

  (1)顔について

 朝、顔がむくんでいると感じたら、冷水と温水で交互に洗顔すると、血管の収縮・膨張の繰り返しで、“むくみ”は解消します。

  (2)ホットタオル

 小さめのタオルを水で濡らして絞り、電子レンジで1分ほど加熱して作ったホットタオルを、顔に乗せて温め、顔の血行を良くするとむくみを解消できます。

  (3)マッサージ

 すべりのよいクリームを顔全体と首、手につけてマッサージを行うと顔のむくみがとれます。

 また、足などのむくんだ部分は、心臓から遠い部分から近い部分に向けてマッサージして血液やリ

ンパの流れをよくするとむくみがとれます。
  (4)局所的な運動、鍛錬

 むくみは血液やリンパ液など、体液が停滞することで起こるので、その停滞をいち早く解消できるのがストレッチになります。特に、むくみやすい足は、膝の曲げ伸ばし、足首をまわす、また、つま先立ちでかかとを上下すると、筋肉のポンプ作用でむくみは解消します。

  (5)むくんだ部分をあげる

 特に足に効果的な方法です。足がむくんだら、足を水平にします。また、床に寝て足を壁やベッドなどに立てかける方法も、足を心臓より上の位置にあげることで、むくみは解消されます。

  (6)湯船に浸かる

 湯船に浸かり体を温めることで血流を促進します。ただし、湯船に浸かる時間の無い人は、足元だけお湯をためて足湯にするなどだけでも効果はあります。

  (7)カリウムの多い食材を摂る

 カリウムには、ナトリウム(塩分)を尿として体外に排出する働きがありますので、塩分の取りすぎで“むくみ”を感じたら、積極的にカリウムを含む食材を摂ることがお薦めになります。

 代表的な食材は、バナナやリンゴ、メロンなどがあります。そのほか、野菜や果物に多く含まれるので、積極的に摂るように心がけるとよいのかもしれません。

 以上、“むくみ”についてご紹介してきましたが、私は基本的に“むくみ”体質の人です。昔から何となくむくんでいることには気づいていましたが、青年期を過ぎてから特に意識するようになりました。

 私の場合はとにかく便秘がちで、2~3日「お通じ無し」ということもありました。そしていつもお腹が張っているように感じたものでした。

 現在では食事療法、適度な運動、便秘薬などで、どうにかあの嫌な感覚の“むくみ”は解消されつつあるように思われます。

 皆さんの健康が守られ、日常生活が快適でありますようにお祈りしています。

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